粉骨とはご遺骨を粉末状(パウダー化)にすることをいいご遺灰に近い状態になります。 散骨をする場合にはいちはやく自然に還すことができ法律の観点からも必要な加工になります。 粉骨作業 ・手作業粉骨…粉骨機を使わない手作業 ・一般粉骨…機械を使用した作業 どのような時に必要なのか ◦海洋散骨、樹木葬等をする時 ◦自宅安置にして手元供養したい時等コンパクトに納まり尚かつ衛生的 ◦お寺や霊園等の納骨堂に納める時(または納骨堂がいっぱいになった時) ◦お墓じまいやお墓の引っ越しの時 六価クロムについて 六価クロムとは高発がん性物質で致死量は0.5g~1gと人体だけでなく、環境にとっても非常に有害な物質です。 六価クロムが人体に入った場合、鼻中隔穿孔という中毒症状や肺がん、気道障害、皮膚障害など体に多くの害をもたらします。 もともと骨を含む人体にも六価クロムはありませんがしかし火葬場で炉の内部に使用されている耐熱ステンレスから非常に高温になる環境下でクロムを放出し六価クロムとなってご遺骨に付着します。 実際に六価クロムの検査試薬を用いてご遺骨を測定すると高い確率で水質基準以上の六価クロムが検出されます。 そこで弊社では法律を遵守するだけでなく自然環境にも配慮するため重金属還元剤(特許取得済)を用いて六価クロムを還元処理し無害化する対応を行っております。 海洋散骨や樹木葬など自然への散骨をされるお客様にはオプションとして還元処理をご提供しております。 1.骨の成分に近い強アルカリイオン水にてダメージを与えずに洗骨いたします。 2.パウダー状にしたお骨を真空袋にて包装し湿気やカビ等を遮断します。 3.水分量計にてお骨に含まれる水分量をチェック致します。 4.乾燥炉にて洗骨したお骨を乾燥殺菌処理いたします。 5.土や泥、またはカビなどで汚れたお骨を洗浄後強アルカリイオン水にてクリーニングします。 6.一般作業粉骨用の機械。 7.手作業粉骨の様子(イメージ)。 8.粉骨をしてパウダー状になったお骨(イメージ)です。 9.弊社ではしっかりと六価クロム検査致します。